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6/28(金)ことぶき会で意見交換会

光井地区の市民の方よりお声がけいただき、光市の現状の報告と意見交換を致しました。

同じ光井地区選出の議員として河村議員と一緒に講師として参加させていただきました。

私自身、講師として呼んでいただいてしゃべるという機会は初めてのことでしたので大変緊張いたしました。しかし、最初の機会が地元でよかったと同時に感じました。

まずは、光市の現状を話してほしいということで15分ほど私と河村議員がそれぞれお話をさせていただきました。

私からは、光市の人口減少少子高齢化およびそれに関係する財政やこれから訪れる課題について総論的に自分の見解も織り交ぜながら話を致しました。

具体的には、光市の人口は社会減と自然減を合わせて約500-600名が毎年減少しており、現在の48,500名から推測すると40000人を割り込むのはそう遠い未来でないことや光市の当初予算ベースで約240億円の予算に対し経常収支比率が100%を超えていること(義務的経費以外に使える財源に余裕がなく柔軟性が低い現状である)をお話しし、そのうちの40%が交付税となっていることなどを共有いたしました。つまり、財政の柔軟性に乏しく依存度が高いことが課題であるため現在も将来も様々な行政サービスの提供は限られてくる傾向だと考えているとざっくりお伝えしました。

さらに、小中一貫校や公共施設の耐震化や市役所の建て替えなどお金のかかる事案がこれから先も山積みになっているのが更なる問題だという内容をお話いたしました。

その後の意見交換パートでは限られた時間ではありましたがたくさんの質問ご意見等をいただきました。

・JRバス撤退によって主要幹線のバスが大幅減便となり、通院や買い物に不便であるというご意見

・少子高齢化対策として取り組んできたことについて

・光市立病院を光丘になぜ移したのか。旧市立病院の立地の方がよかった。

・室積海岸の松の木が枯れているのはどうにかならないのか。

・投票率についてどう思っているのか。選挙時の街宣車で投票に行くように全員で呼びかけてはどうか。

・民間企業が立地している土地を光市が買い戻し、室積から虹ケ浜まで一直線の海を整備してほしい。

・若年層の移住定住について、他市は専門職をつけて取り組んで成果を上げているところもあるがそういったことを光もしてはどうか。

・会議の最初に光市民憲章を唱和することをやめてほしい。

・光駅拠点整備事業については現在どんな進捗状況なのか

など様々意見の交換を実施いたしました。

応えることが難しい質問も多々ありましたが、「便利なまち」と「若さ」を念頭に置いて受け答えを致しました。

こうした意見の交換を通じて、議員ひとりひとりの持っているビジョンを市民の皆様に知っていただき、ビジョンに共感することが増えていくことが投票率の向上につながっていくのだろうと感じました。より一層努力せねばと改めて感じました。

いずれにしても、貴重な機会をいただきました。

このことを踏まえてさらに勉強し活動に邁進してまいります。

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