光丘高校跡地視察
今回は市内視察で光丘高校の跡地を視察してまいりました。
現在、光市では現浅江中学校をこの光丘高校の跡地に移転する計画が進んでおります。
令和8年度の移転開校を目指して設計施工一体型プロポーザル方式で、急ピッチで設計や山口県との交換等を調整中となっております。
現段階で15億円規模の整備が実施される見込みとなっており、有利な財源と言われている合併特例債を使用することされております。
現中学校と比較して、敷地面積と施設床面積が大幅に増えることとなるため、現在の時代に合った新しい考え方を取り入れつつも要所を絞って内装等を工夫して費用の節減に努めていることを説明していただきながら視察をいたしました。
・劣化部分の更新や補修(外壁塗装/雨漏り/壁/床/天井/照明LED化 等々)
・体育館の補修
・バリアフリー化(段差等の解消)
・備品等更新(机/椅子 等々)
・給食搬入関係
・防災機能
・トイレの洋式化/多目的トイレ設置
・植栽等の伐採
・CS(コミュニティスクール)を核とした地域教育力日本一の推進の視点
→生徒・地域交流ゾーンとしてテラスやラウンジの整備など
なお、移転しなかったとしてもR7に浅江中学校は長寿命化工事の時期を迎えることから大きな改修の必要性がありました。約15億円が単純計算で掛かることが学校市施設等管理計画の中で示されていることを委員会の質問で確認を致しました。
光市の現在の財政の状況や今後の施設のコストを考えると厳しい状況であると考えます。
他にも様々な要素を織り交ぜながら話がこれからも進んでいくものと思われますが、地域の方からは、浅江中学校が移転した後に浅江のコミュニティセンターもその中に移転してほしいといった声も聞こえてきております。
市内の施設の統合も視野にいれながら活用していく必要もありますので引き続き注視していきます。
今後発生するその他公共施設の耐震化や大規模改修、市役所の建て替えや光駅の整備などハードに関する財政負担も予想されるためしっかりと行政に問うていく所存です。